浮かびあがる声
夜の海はおそろしいと思う。
海中に孕むなにかとてつもないものに、のみこまれそうになるあの感覚。
けれどそれに堪えてじっと見続けると、
絶望も希望も死も生も同じなかにあるように思えてくる。
こうくくるのは乱暴だが、あの夜は確かにそう感じたのだ。
早朝の海は、あおい光を連想させる国を想う。
デンマーク、ポーランド、ロシアまだ行ったことのない国ばかりだ。
あ、それからアイルランド、ハンガリーもいつか必ず行こう。
そういえば、ポルトガルに旅したことを知人に話していた時、
船で行ったのか?と聞かれた。笑ってしまったけれど、そう思わせる国には違いない。
by rika_okubo3
| 2008-09-17 01:54
| 景